2013-05-08 ■ 詩 夜の高速道路。 ものすごいスピードで過ぎ去る景色や対向車の光が、 時の流れを切り裂いて逆走してゆくようだった。 それらはまるで幻のように神秘的な光の粒子だった。 現実を切り裂いて走って行く先に重ねたのは果てしない幻想なのに、 何故かその先に抗いようのない現実の光を感じていた。